阿佐ヶ谷アニメストリートPresents 特別企画 寿美菜子トリビュート上映会

2014年3月に新たなアニメファンの交流スポットとして誕生した「阿佐ヶ谷アニメストリート」では様々なイベントを開催しています。
9月は、シアターカフェ「アニメ座バロックカフェ」にて、人気声優:寿美菜子が10代の頃に出演した実写映画3作品の特別上映会「寿美菜子トリビュート上映会」を実施します。
上映作品は、関西ゼロ年代作家として注目される新進気鋭の監督たちと寿美菜子との出会いによって生まれた素敵な作品3篇。
寿美菜子ファンはもちろん、多くの方に観ていただきたい作品です!
ぜひ最先端の映像・音響設備を備えた「アニメ座バロックカフェ」にてお楽しみください!

スケジュール
2014年09月13日(土)
11:00~ -×-(マイナス・カケル・マイナス)
13:20~  GHOST OF YESTERDAY
15:50~  blue bird
2014年09月20日(土)
11:00~ GHOST OF YESTERDAY
13:30~  blue bird
15:50~  -×-(マイナス・カケル・マイナス)
2014年09月27日(土)
11:00~ blue bird
13:20~  -×-(マイナス・カケル・マイナス)
15:40~  GHOST OF YESTERDAY

■作品紹介
『GHOST OF YESTERDAY』
2006年/日本/DV/カラー/129分
★第30回ぴあフィルムフェスティバル審査員特別賞、企画賞。
★第13回ハンブルグ日本映画祭正式招待作品(2010年劇場公開作品)


スタッフ
監督:松野泉 脚本:松野泉・伊月肇 制作:伊月肇 制作助手:園部典子 撮影:高木風太 照明:浅川周・木村卓 録音:佐藤真樹子 美術:塩川節子 衣装:葛原亜也子・則定加奈子 メイク:板持恵子 助監督:松下周平・保木明元 音楽:松野泉

キャスト
西村仁志、寿美菜子、玉置稔、原尚子、松尾みね、藤野ひかり、林利隆、岩田浩一、佐々木嘉子、井内菜摘、高寺裕司、茨木佳津枝

ストーリー
高校生の文子(寿美菜子)の母(原尚子)は、夫に先立たれ記憶と精神に障害を抱えていた。ある日、兄の徹(西村仁志)が働くリサイクルショップの経営者・康治(玉置稔)を、母が「お父さん」と呼んだことから、文子は康冶に母の夫として振舞うよう依頼する。康治を加えた4人による生活が始まった。見違えるように母は元気を取り戻すが、無理のある生活と母を騙し続ける文子に、兄の徹は納得できなかった.…。

監督について
大学在学中より、自身の短編アニメーション作品や長編映画を監督すると共に、他作品の録音・音響・音楽を手がける。2004年自主制作により制作された長編映画『目蓋の影に色彩を。』が第8回京都国際学生映画祭に入選。2006年には『GHOST OF YESTERDAY』を完成。同作品が参考作品となり、第3回大阪市映像文化振興事業シネアスト・オーガニゼーション・エキシビション大阪の一人として選出され、2007年『YESTERDAY ONCE MORE』を完成させる。
『-×- マイナス・カケル・マイナス』
2008年/日本/DV/カラー/120分
★ローマ国際映画祭2011正式出品
★ヒューストン国際映画祭SPECIAL JURY REMI AWRD


スタッフ
製作・監督・脚本・編集:伊月肇 制作・脚本・音響効果:松野泉 撮影:高木風太 照明:浅川周 助監督:桝井孝則 美術:塩川節子・樋口麻衣 録音:東岳志 メイク:窪田やよい 衣装:鳥越麻由 音楽:森谷将之

キャスト
澤田俊輔、寿美菜子、長宗我部陽子、大島正華

ストーリー
大阪郊外の古い小さなアパートに独りで住むタクシードライバーの貴治(澤田俊輔)。
夜勤明けは大抵、消費者金融からの電話や新興宗教の勧誘、隣室からの喘ぎ声を適当にやり過ごし、部屋で一日無為な時間を送っている。ある日いつも通り市内をタクシーで流していると、妙な色気と無邪気さを持ち合わせた不思議な客・京子(長宗我部陽子)を乗せる。この出会いは、貴治の眠っていた黒い欲望をかき立てることに・・・。
一方、両親の離婚で父と暮らすため、新生活を迎えた凛(寿美菜子)はずっと心に引っ掛かる、“ある思い"を両親や親友にも打ち明ける事ができずにいた。そんな気持ちを抱えながら母との再会で、凛の悲しみは静かに、そして激しく流れ出す。
彼らは今まさに、始まろうとしている異国の戦争を思い描くことはおろか、目の前のささやかな日常さえどうにも出来ずにいた・・・。
これは大阪郊外で暮らす小さき者の「喪失と希望」の物語。

監督について
1980年生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。
大学在学中に山下敦弘監督作品に参加。映像制作会社勤務後、塚本晋也監督、山本政志監督作品などインディペンデント映画に数多く参加する。
初長編監督作品『-×- マイナス・カケル・マイナス』がローマ国際映画祭、ヒューストン国際映画祭SPECIAL JURY REMI AWRD受賞など国内外の映画祭に正式招待され、劇場公開。その後、短編『トビラを開くのは誰?』を監督し、香港国際映画祭をはじめ、台湾、ドイツ、イタリア、オランダなどの映画祭に数多く正式招待され、高い評価を得る。最新作『籠の中』(35分)は韓国、光州国際映画祭に正式招待される。

■公式サイト
http://www.mainasu-kakeru-mainasu.com/
『bluebird』
2008年/日本/DV/カラー/118分
★第4回シネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)企画制作部門助成作品
★第10回ハンブルグ日本映画祭正式招待作品


スタッフ
監督:浅川周 脚本:浅川周・板倉善之・木村卓 助監督:木村卓・秋枝友子 撮影:高木風太 照明:松井宏樹 録音:佐藤真樹子 美術:沖原正純. メイク:窪田弥生 特殊メイク:杉橋秋絵・泉谷あすか 衣装:薮野麻矢 制作:桝井孝則・松野泉・浜田弘典 制作応援:塩川節子・杉崎白恵・馬場由佳里・末田香里・園部典子・葛原亜也子 音楽:森谷将之 編集:浅川周・保木明元
助成:シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション実行委員会
製作協力:思考ノ喇叭社・アメニティプロジェクト
製作:AQUAshelter

キャスト
寿美菜子、末田光里、細江祐子、板倉善之、河合良平、二階堂和美(友情出演)

ストーリー
感染すると徐々に体が腐っていく、未知のウイルスが蔓延する世界。
田舎で父親が営んでいる診療所を手伝うミチルは、ウイルス感染者にも偏見を持たず、患者施設で暮らす感染者の少女・つぐみに密かに想いを寄せている。施設ではつぐみの弾くピアノの音が感染者たちの心を癒していた。初めはすれ違う二人だが、合唱の練習をきっかけに少しずつ仲良くなっていく。
調子のいい警官の原田、国の研究機関から患者施設の視察にやってきた東らとの、静かで何もないが、幸せな日々。
しかし、二人の気付かないところで日常はゆっくりと崩壊していくのだった・・・。


■監督について
映画作家、シナリオライター。
04年にシネトライブ、KODAKの助成を受け、『赤を視る』を監督。各国映画祭で高い評価を得、国内でも多数の観客動員をみせた。短編『朝に、薫る。』『とけて、まざる』等を制作し、第4回CO2企画助成作品として『bluebird』(08年)を監督。照明スタッフとして『-×-』(08年/伊月肇監督)、『太秦ヤコペッティ』(13年/宮本杜朗監督)等多数。
現在はシネマカレッジ京都俳優・演技クラスの講師を務め、受講生を起用した映画『頼りない人々』(13年)を監督した。
14年、新作映画を準備中。

■公式サイト
http://www.shikounorappasya.or.tv/bluebird/
料金
・1作品:1ドリンク付鑑賞券 1,000円(※9月中特別料金)
★ご予約いただいた方の中から抽選で10名様にアサスト内キッチンカーゾーンに出店している「MEXIBAKA」のタコスをプレゼント!
★上映期間中、3作品をコンプリートされた方に抽選で1名様にプレゼントをご用意しております。鑑賞券の半券は大切にお持ちください。

予約受付:アニメ座バロックカフェ ご予約サイト
お問合せ:03-5422-8141


会場
阿佐ヶ谷アニメストリート『アニメ座バロックカフェ』
所在地:東京都杉並区 阿佐谷南 2-40-1
関連リンク
・阿佐ヶ谷アニメストリート公式サイト
・阿佐ヶ谷アニメストリート公式titter
寿美菜子トリビュート上映会実行委員会